角川 源義

角川 源義(かどかわ みなよし)
株式会社角川書店の創業者です。1917年に米穀問屋を営む裕福な家庭に生まれました。先生を困らせるほど国語を得意としていましたが、数学が苦手だったために高校受験に失敗したようです。その後、國學院大學文学部予科に入学し、折口 信夫を尊敬し教えを受けました。臨時徴兵制度によって大学を繰り上げ卒業し、その後、中学校の教員になりましたが1945年に角川書店を創設したのです。1949年に角川文庫を発刊しましたが、当時、岩波書店などが既に文庫を発刊しており、業界では上位に君臨していたため成功は難しいのではないかと言われていました。しかし、業界進出に見事成功したのです。そして1952年に発刊した「昭和文学全集」が爆発的にヒットしたことで角川書店の名を業界へ焼き付けることになりました。業界では大物となった角川 源義でしたが、自身はひどい癇癪持ちの上、愛人を何人も作り子供まで産ませていたという奔放な人生を歩んだ人物だったようです。