豊田 佐吉

豊田 佐吉(とよだ さきち)
トヨタ自動車の前身である豊田自動織機の創業者です。1867年に大工である父、伊吉の子供として生まれました。その後、名古屋の織物工場に就職し、職工にまでなりました。そして、内国勧業博覧会に出品されていた外国製織機の設計を参考に、「豊田式木製人力織機」を発明し、コストの安い木を使用したことで外国産のものより低価格で購入できるということで、一躍脚光を浴びるようになり注文が殺到したようです。こうして有名になった豊田自動織機は、1896年「豊田式汽力織機」を発明。さらなる進展を遂げ、1899年に三井物産によって設立された井桁商会の技師長に就任し、1902年に豊田商会を設立しました。そして1906年、三井物産の資金提供により豊田式織機株式会社が創立されたのです。そこで豊田 佐吉は常務兼技師長に指名されました。画期的な発明を得意とする能力は、長男・喜一郎にも継がれ、後に喜一郎はトヨタ自動車工業を創設するのです。