堤 康次郎(つつみ やすじろう)
西武グループの創業者です。1889年に農業をしていた堤 猶次郎とみをとの間に生まれました。幼くして父を亡くし、母と妹と母の実家へ戻り祖父母に育てられました。小学校高等科卒業後、農業に従事するようになり祖父と米相場、肥料商を開業しましたがどちらも失敗に終わってしまうのです。祖父の死後、田地を担保に入れて上京し、アルバイトをしながら早稲田大学政治経済学部に入学しました。在学中から株を始め、現在の7000万円相当を稼ぎ真珠養殖や石炭採掘などあらゆる事業を行いましたが、いずれも成功はしませんでした。しかし、鉄工所の経営には成功し、学生でありながら100人もの従業員を従えて経営していたのです。その後、三等郵便局長を務め、2年後に早稲田大学政治経済学部卒業し、大隈 重信らと共に政治評論雑誌を販売したり、箱根、軽井沢の開発を進めて行き経営人としての頭角を現していったのです。